「古久」のふるさと「古久蔵」
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原酒に含まれている微量成分がバランス良く変化し、熟成していくためには年間を通じて15度前後の比較的低温で、しかも温度変化が少ない場所が最適です。

この条件を満たす場所を求めて福岡県内をくまなく探し歩き、ようやく辿りついたのが黒木町にある旧国鉄矢部線跡地の中原トンネルでした。

私たちは、この中原トンネルを「古久」専用熟成貯蔵庫として「古久蔵」と命名しました。

「古久蔵」の運営については、組合にて厳密に管理されていて、承諾無しでは立ち入ることを禁止しています。

また、保守については、警備会社に委託し、各種センサーによるリモート監視とガードマンによる定期巡回によって24時間の警備体制にあります。


「古久蔵」の年間スケジュール

行事

行事

1月

蔵出し・1回目

 

7月

蔵出し・3回目

2月

 

8月

3月

 

9月

4月

蔵出し・2回目
「古久蔵」蔵開き

 

10月

蔵出し・4回目
蔵入れ

5月

 

11月

6月

 

12月

※「古久蔵」蔵開き:
毎年4月末の連休にかけて、2日間または3日間開催。

黒木町内で4月中旬から5月上旬まで開催される樹齢600年を誇る国指定天然記念物の大藤による"大藤まつり"にあわせて開催する蔵の無料見学会です。

この期間だけ一般の人が蔵に入ることができ、試飲会も行う内容となっていて毎回大勢の人で賑わいます。