価格は、9社ごとに違います。
「古久」の定める価格設定規定

一、組合各社の自己責任において独自に価格を設定する


全く同じ「古久」は、ありません。

熟成貯蔵庫に蔵入れの時そのまま、5年以上一切手を加えないで、ただひたすら熟成するという品質管理を厳格に行いますが、僅かながら外気と呼吸をするという陶製の甕の特質上、長い熟成期間中にはアルコール度数が減ったり、量が減ったりする甕が多く、同じ度数・量の甕は全くありません。

この場合、5年の熟成期間後の蔵出しの際に40度のアルコール度数を下回った焼酎については、前述のように「古久」とは認めていません。


各社ごとに違う「古久」の価格。

当組合でも以前に共同開発した「博多秘蔵酒」や「宝壺」については、価格を統一しています。

このように共同開発した統一ブランドは、価格も統一するのが普通ですが、この「古久」については、組合が管理するとともに税務署への届出が義務付けされているために、ひとつひとつの甕ごとにアルコール度数と容量を確認され、それぞれのデータごとに課税される仕組みとなっています。

「古久」の場合は、甕ごとに課税額も違ってくるために同じメーカーでも価格の統一は、なかなか難しく、組合全体として統一価格を設定するには大変難しい問題でした。

そこで、原価計算で一応の基準を作り、後は会員各社が自己の責任において価格を設定するのが自然ではないかと考え、会員各社に任せています。

そのために会員各社ごとに価格が、違っています。


希望小売り価格例

44度 30L ¥120,000

※会員各社毎に価格は違いますので、ご注意ください。